離乳食 おかゆ

離乳食はおかゆからスタート

離乳食は最初、水:米=1:10の10倍のおかゆからスタートします。なめらかにすりつぶした状態で食べさせてあげましょう。そこから、赤ちゃんの成長に合わせて、だんだんと固くしていきます。

 

離乳食をあげる時期については、さまざまな意見があります。育児書では6ヶ月頃からとなっていますが、離乳食をあげなくても、1才を過ぎる頃まで母乳やミルクだけで赤ちゃんは育つとも言われています。生後6ヶ月の赤ちゃんの口の中は、まだ歯が生えておらず、あごの歯ぐきが盛り上がってきた状態です。歯の無い赤ちゃんが食べられるように、おかゆをごく柔らかく煮たり、裏ごししたりして、離乳食作りはなかなか大変なものです。

 

この離乳食のプロセスは、戦後の日本で海外に習い始められた物です。ところがアメリカなどでは、この早すぎる離乳食によって弊害が起こっているということで、改められています。まだ胃腸が発達していない赤ちゃんの腸壁にとって、離乳食に含まれているタンパク質は消化吸収ができずにアレルギーの原因になってしまいます。

 

タンパク質というと肉や魚を連想しますが、おかゆのような炭水化物にもタンパク質は含まれています。栄養が足りないのではないかと早めに離乳食を与えるお母さんも多いようですが、アレルギー源になることを考えると逆効果です。

 

昔はわざわざ離乳食を作ったりはしていませんでした。母乳が出ていれば、出なくなるまで与えているのが普通でした。離乳食の開始は1歳を過ぎてからで充分のようです。
2年間母乳だけで育てた、という人もいるほどです。まだ1本も歯が生えておかず、食べ物をかむことができない赤ちゃんに、わざわざ飲み込めるように食品を加工して与えるのは、滑稽なことなのかもしれません。

 

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離乳食と歯の生え揃いの関係

 

生後1年5ヶ月もすると、赤ちゃんの歯はだいたい生え揃ってきます。この食べ物を噛むことができる歯が生えてくるのが、ミルクから、普通の食べ物を食べられるようになったよ、というサインなのです。この時点で、やわらかいおかゆなどから始めればいいのではないでしょうか。最近はレトルトの離乳食も多く、雑誌などでは便利で美味しいと紹介されています。

 

しかし実際にお母さんが食べてみて、美味しいと感じるでしょうか。レトルトの物は、生まれたばかりで抵抗力の無い赤ちゃん向けであるにもかかわらず、増粘剤などの添加物が入っていたり、牛乳などのアレルギー源になりやすい物が使われていたりします。これらは、裏ごしして離乳食を作るのが大変だからと利用されているのかもしれません。しかし、歯の生えていない赤ちゃんにわざわざ離乳食を食べさせなくても、母乳やミルクで充分となれば、これらの添加物の入ったレトルト離乳食を食べさせる必要もなくなります。

 

離乳食が始まったら、忙しくてどうしてもレトルトに頼らなければならないこともあるかもしれませんが、使われている物には注意して選びたいものです。おかゆは冷凍保存しておくことも可能なので、時間が無い時のために作り置きしておくのもいいでしょう。